珪藻土(けいそうど)とは、水中で繁殖する藻の一種であるけいそう(珪藻)が、海や湖の底に沈んで、長年の間にできた一種の化石(けい殻)です。能登半島全体の珪藻土の推定埋蔵量は、約55.5億平方メートルであります。
 特に珠洲市の飯塚珪藻土は推定48.5億平方メートルとなり、同じく珠洲市の飯田珪藻土と法住寺珪藻土を加えると珠洲市全体では51億平方メートルと全国一埋蔵量が多い市となっています。
   
 また、珠洲は日本で唯一、「切り出しコンロ」を製造している地でもあります。他の地域は練った土をプレスしてコンロを作るのに対し、珠洲は土が良いために切り出たものをそのまま削って製品に仕上げます。練ったコンロに対して耐久度が高いのが特徴です。
     





 珠洲地方における珪藻土の利用は、江戸時代の元和年間だと言われています。保湿材の竈(かまど)及び炉として製作し、自家用として利用されていたと考えられています。珠洲市三崎町宇治には「加賀藩時代に、塩田の塩を煮詰める窯の炉材として珪藻土を切り出し、小船で紀の川を使い、海に出し塩田に配った」という言い伝えがあります。実際にその切り出し跡と思われる跡が何箇所も見つかっています。

    
  現在使用している山の一つです。





 珪藻土で作られた炭火コンロは、他の素材で作られたものに比べて外側が焼けるほど熱くならない特徴があります。また、炭火を使うことによって、炭火の遠赤外線が熱を素材(食べ物)の中まで均一に通し、しっとりと焼き上げます。さらに灰はアルカリ性であるため、タンパク質の酸性と中和して「旨み」をだす作用があります。

  




 
 珠洲では、現在4社がバーベキューコンロや七輪を販売しています。形や大きさの違いはあるものの、珠洲の珪藻土を使って製作しています。国内の珪藻土コンロの多くは珠洲で製造されているものです。珠洲に来られた際は、記念(?)に珪藻土コンロをお買い求めください。
 なお、取扱いの会社は、下記のとおりです。

 褐ョ主工業 
 住所:石川県珠洲市蛸島町 電話:0768-82-0780
 http://www.kaginushi.co.jp/

 能登燃焼器工業梶@
 住所:石川県珠洲市上戸町寺社 電話:0768-82-4861
 http://www.suzu.co.jp/notonensyouki/

 能登ダイヤ工業梶@
 住所:石川県珠洲市正院町川尻 電話:0768-82-1173
 http://www.notodaiya.com/

 糾ロ和工業
 住所:石川県珠洲市正院町平床 電話:0768-82-5313
 http://www.suzu.co.jp/maruwa/