江戸時代初期頃、加賀藩主前田家からの指定により、奥能登地域は塩づくりの基地に指定され、大量の良質な塩を産出しておりました。珠洲市では、今も500年前と同じ「揚げ浜式製法」で、塩がつくられています。また、海水を塩田の砂にまき、乾燥させる「揚げ浜式製法」から研究された、すだれや竹枝に海水を散布する「流下式製法」による塩も生産されています。

 珠洲の天然塩・にがりの原材料は、日本海の海水です。能登半島の海水は千島寒流と対馬暖流とが交錯しており、ミネラルを多く含んでいます。
 珠洲の伝統技法によってつくられた塩は、おにぎり、漬物などのシンプルな味付けにはもちろん、料理の仕上げに適しており、素材の持ち味が最大限に引き出されます。
 また、海水から塩を取り出す際にできる「にがり」は、まさにミネラルの濃縮液。最近は健康に良いと大変な話題となり、現代人が慢性的に不足しているミネラルの補給だけでなく、料理に使用することで、ミネラル成分がコクと味わいを加える「調味料」としての効果もあります。
 珠洲市で、以下の事業所が天然塩・にがりを取り扱っております。

(有)新海塩産業
住所:石川県珠洲市長橋町15-18-11 電話:0768-87-8140
http://www.suzutennen-shio.jp/

奥能登塩田村
住所:石川県珠洲市清水町1-58-1 電話:0768-87-2040
http://www.suzu.co.jp/enden/

(株)珠洲製塩
住所:石川県珠洲市長橋町13-17-2 電話:0768-87-8080
http://www.suzuseien.jp/

中前製塩
住所:石川県珠洲市長橋町15-18-2 電話:0768-87-8020